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若菜は常に僕に正しい事と過ちの違いを教えてくれた
そして根拠の無い噂や話を信じては成らないと。
僕に、果たして、若菜の言う様な力が在るのか?どうか等、僕自身解らないのに若菜は、まるで全てを知ってるかの様な瞳と自信に溢れた口調で僕に告げたっけ。
“カインの歌は森の歌
癒しを与え生命を宿す力
自分自身をもっと信じて”
僕は、唸り警戒心丸出しの儘、両手で僕を掴もうとするピグに怪我をさせたく無く剣を地に捨てる
『おい!君!剣を!』
彼は逃げずにまだ居たのか…
早く逃げれば良いのに
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