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だけど今はピグを助けたい
何時も助けられてる僕では、大好きな若菜を守る男には成れない!
ピグは瞳を真っ赤にし、僕に怒りを真っ正面から、ぶつけてくる
ピグは確かに見た目は強そうで、大きく狂暴な獣に見えても本当は臆病なんだ
その姿から人間達はピグを狩り、その毛を高額な価格で売りさばき毛皮にするから若菜が森に結界を張り保護したのだと話してた
云わば、この森は獣や植物、木々達の最後の砦。
僕は若菜と二人で、この森を守る住人に成るんだ
だから全てを傷付けず守る
それが僕の求める強さ
例え全てを守れはしないと言われても僕は…
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