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私の家出計画の第一段階は、この大陸に唯一であり全寮制の王立魔術学園に入学し寝床と食事の確保、同時にギルドでお金を稼いで本格的な雲隠れをする為の資金を貯めること。
入学するにあたり、勿論入学金は必要ですし、推薦状と言うものも事前に提出しなければなりません。
まぁ、この推薦状は里のジジイを上手く騙して書かせましたが。
制服や教科書など、教材類も全て自腹です…
つまりながながと綴って何が言いたいかというと、
今は、キレては……
…いけないのです……っ!
「…私に何かご用でも?」
顔に笑みを貼り付けて優しく男に語りかける…
頬を赤く染めて、何とか私の気を引こうと必死になって話す男。
「もし良かったら、この後一緒に遊ばないっ?じつは………大通りに新しく店が………それで………、服でも何でも………だから………」
私の演技はいつだって完璧なのです
さぁ、私に金を寄越しなさい
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