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ねぇ、僕と一緒に
どこか遠くへ行きませんか?
どこへでも。どこまででも。
君の好きなところへ...
きっと連れて行きますよ。
ああ。
どこへ行けば
あの時のあの女性(ひと)に
会えるのだろうか。
神様、僕の願いを聞いておくれ。
王子様の台詞…
は、恥ずかしすぎる。
一人でやる練習は苦じゃない。
恥ずかしくないから。
『…神様、僕の願いを…』
『………』
『聞いておくれ………。』
ハハハハ
だれも聞いてないことは
知ってるけどさ。
僕は笑って誤魔化した。
トクンッ
何かが跳ねる音がした。
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