第1章 俺の人生が変わった日

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俺のバカ!こんな理由で逃げ出せるわけないだろ! 俺のバカバカバカ! 「しかたないですねー。いってきていいですよ」 「ありがとうございます!」 あの先生バカだ! 俺はそんなことを確信しながら屋上まで走っていった。 「はぁ……はぁ……ここまでくればばれないだろ……」 俺はこれからどうやって学園生活を送ればいいのだろうか? 絶対退学になるよね……ハァ ガンッ 「!?」 俺は音がなった方を見た。 そこには倉庫があった。 「風か?でもそんなつよくないよな?それとも猫?猫が入ってたら可哀想だよな……」 もしかしたらと思い、倉庫に手をかけた。 ガシャン 鍵がかかっていた。 って当たり前だよね。 「鍵がかかってるじゃん……」 右ポケットに手を入れた。 あれ?なんだこれ?
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