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って、絶対おかしいだろぉぉぉ!
卵の中から女の子?ありえない!
「あれ?ボクの封印を解いてくれたのは君かな?」
「……はい?……まぁはい……」
封印?
俺は少しずつ冷静さを取り戻しながら答える。
「ど、どうして君はこんなところにいるの?」
「それは……うーん……」
考え込む少女。
「あは、忘れちゃった☆」
えぇぇぇ!?
「覚えてないのかよ……」
「うん!ボクはなにも覚えてないよ」
自信満々に言うなよ……。
肩を下げ呆れていると少女は喋り始めた。
「ボクが外に出れたのは君のおかげだよ!お礼がしたいかな~」
「え?いいよ別に……いらない」
こんな少女にお礼って……。
まだこの子の事も知らないのに。
「君の名前は何?」
「え、あー花吹 風斗」
って何答えてるんだよ俺!
「風斗……よろしくね♪」
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