第1章 俺の人生が変わった日

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なにを言っているの? 俺にはさっぱりわからないよ? 「うん!ボクが風斗に能力を与えられるふりをするよ!」 「え?どうみたって人間じゃん!無理だよ!」 この子は明らかに人間だ。 なぜ卵から出てきたかは、わからないが。 「まぁいいから、いいから。それより早く体育館に行こうよ!」 「え?ちょっと!」 少女に引っ張られて俺は屋上を出た。 なんか……恋人同士みたい…… もし彼女だったら俺は重度のロリコンだな。 屋上を出た瞬間少女は動きを止めた。 「どうしたの?」 「体育館ってどこ?テヘッ」 「場所知らないのかよ!」 「だって50年も封印されてたんだよ!?」 それもそうか……50年も封印されてたらわからないよな……。 今だに信じらんないけど。 「こっちだよ」 俺と少女は体育館へ向かう。 「体育館ってどんな感じなの?」 「どんな感じって言われてもな…」
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