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「はぁ!?」
「ボクは竜になれたり、人間になれたりするの。まぁ本体は竜なんだよね」
なんかもう疲れたよ……
今日いろいろありすぎだろ……
「それでどうするんだ?」
「風斗の能力を『物に意思を与えられる能力』っていう設定にするんだよ!!」
いいアイディアだけどそんな演技続けられるのかな?
でも今はこれしかないないよな…
「俺はどうすればいいの?」
「普通にボクに触れて、そっからボクが能力を与えられている振りをするよ♪」
「わかった。じゃあ中に入ろうか」
「うん♪」
竜を手に持って体育館に入っていった。
『花吹君!いつまでもどこでさぼっていたのですか?』
入った途端怒鳴られてしまった。
まぁ普通だよね。
「あはは……すいません……迷っちゃって」
『まったく……おや?その竜のぬいぐるみはなんですか?』
「このぬいぐるみですか?このぬいぐるみは俺の能力を最大限に使えるぬいぐるみです」
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