第1章 俺の人生が変わった日

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「逃がさないわよ!衝撃波動(ソニック ブーム)!!」 「うぐっ!?……痛い」 何かが俺の腕をかすっていった。 ラッキーにも腕からは血は出ていないが、学生服が切れた。 「今のは、衝撃波動……次は当てるわよ?」 「俺が勝ったら服弁償してもらうからね!」 「いいわよ……私に勝てたらねっ」 彼女は問答無用に攻撃をしてくる。 それを傷付きながら逃げる。 くそ…… この場をどうにかする方法はないのか!? そうだ! 「……おまえ炎って出せるか?」 「……うん、火の玉なら」 「それで充分だよ。合図をしたら火の玉を相手に向かって攻撃して」 「でも風の力で消されちゃうんじゃ……」 「いいから、俺を信じて」 「わかった!」 攻撃をしてくる川越さんにばれないように作戦をたてた。 「いい加減能力を使ったら?もしかして逃げる能力なの?」 「そんなわけないだろ!」
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