第1章 俺の人生が変わった日

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「こっちにも作戦があるんだよ!」 「ふぅーん。でも飽きたから終わりにするね?」 彼女は手を上げ、手を上げた周りには風が集まって、大きな球体が出来ていった。 おいおい。 あんなデカイ玉食らったら死んじゃうんじゃない? 冗談抜きでやめてほしい。 「ここまで頑張ったのは認めてあげる。でもここまでよ。なんでこんな弱い奴が一番なんだろ……それじゃあバイバイ」 彼女は話を終えると、その球体を俺に投げてきた。 「今だ!!」 「わかった!!」 少女が出した火の玉は、消えるばかりかますます大きくなって、彼女の方へ向かって行く。 「なんで?なんでなの!?」 ドゴーン 爆風がおさまり彼女の姿が見えた。 大丈夫かな?人殺しになりたくない! 彼女は傷一つなく気絶していた。
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