第1章 俺の人生が変わった日

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「紙に35、36と書いてある生徒は前に出てきてください」 あーどうしよ。とうとう俺の番まで回ってきちゃったよ……。 どうするんだよこのあと! 「「はい」」 俺と闘う人は……女性か…… 少し茶色が混ざった茶髪ロング、そして俺より背が少し大きく、痩せている。 モデルみたいな人だなぁ。 足りない部分がひとつある。 それは……禁則事項ですっ☆ 「今失礼なこと考えたでしょ?」 「いやいや。考えてないですよ」 なんか周りがうるさいな…… なんていってるんだろ? 「これって頂上対決じゃない?」 「この学園の一位と、二位が闘うみたいね……楽しみ!」 なんですとぉぉぉ! この人は学園の二位なのか? 確か今は一位が俺だから……くじ運悪すぎだろぉぉぉぉ! ここから逃げなきゃ……そうだ! 「先生すいませーん!」 「はい。なんですか?」 「ちょっとトイレに行ってきていいですか?」
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