いつもと同じ

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『ねぇ~慧ちゃん?』 慧:ん? 『今度いつ会える?』 この人はいつも聞く。 慧:ん~会いたい時? 俺もいつも靴を履きながらこう答える。 『じゃぁ明日!』 慧:あ~悪い、明日は予定入ってんだ。 『え~!会いたい時って言ってるくせに…』 慧:ごめんね。また連絡する。 『待ってるからね!』 慧:うん。ご飯とホテルごちそうさま。 そう言って軽くキスをする。 『おやすいご用よ』 慧:じゃぁまたね、七海さん。 まだ服を着ていない七海さんに挨拶をする。 『うん、おやすみ~』 白いシーツに包まれている七海さんは何とも色っぽい。 彼女はたまに会う人。 俺より5つ年上できれいな人だ。旦那もいるが、高校の時からの付き合いだからなかなかやめられない。 旦那は金持ちだからホテルと夕飯はいつも七海さんもち。 だから会ってるって感じ。 まあ、本人も喜んで金出してるから俺も喜んで会う。 ヒモ関係の女は現在3人。みんな人妻。 彼女としているのが4人。 セフレ多数。 今はこんな感じ。 ヒモ関係の人がこの間旦那にばれて一人へっちゃった。 頻繁に会ってた人だから自分で飯を作るのが面倒で困ってます。
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