いつもと同じ

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あ、明日午前から講義だ。 大学生の俺は講義だけはちゃんと行ってる。 さっさと単位とって遊ぶんだ! と入学した時からせっせと講義に出ている。 チャランポランな俺だけど大学は一流。 昔から要領も良くて顔も良くてモテすぎで困ってます。 朝。 『慧!はよ!』 慧:お~、一樹。お前久々じゃね? 一樹は同じ大学で同じ学部。 こいつもモテるがなかなか変なヤツだ。おもしろいから仲良くしてる友達。 一樹:彼女に3日も閉じ込められてて~。飯くれないからぶっ倒れてさ~。2日入院してた。まぢウケねぇ? 慧:お前ウケるってか彼女異常じゃんかよ。閉じ込めるって監禁だし。 一樹:やっぱそうか~。 いや、それ以外なにものでもないだろ。 一樹:別れようかな~。 慧:お~そうしろ、そうしろ。 俺なら絶対バックレる。 『け━━━い━━━!!』 呼ばれて振り向くと彼女の一人であるマキが走って来た。
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