第七話・トラック1~スカルの世界~

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士「俺はアンタの言う通り半熟なんだろうな……」 ソウキチ「?」 士「俺は世界を守るために、かつての仲間を倒してその力を奪おうとした。 大きすぎる力はバランスを崩し、無力な人々が苦しむと思って……」 ソウキチ「……」 士「けどダメだった。大きすぎる力を使いこなせていないのは俺の方だった……。 アイツらを全員この手で……」 ソウキチ「No body parfect」 士「え?」 ソウキチ「完璧な人間なんていない。 だから、闘いが終わった時お前の罪を数えて償うしかないんだ…」 士「罪を数える……」 ソウキチ「俺がお前に教えられる事はこの程度だけだがな」 士「所長……」 沈黙する二人。それを破るかのように電話のベルが鳴った。 士「電話が…」 ソウキチ「俺が取る。もしもし…」 ???『久し振りだな?鳴滝ソウキチ』 ソウキチ「お前は…何の用だ?」 声の主は鳴海ソウキチの知り合いだったようで、一瞬にして険しい顔となる。
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