第七話・プロローグ

5/8
前へ
/76ページ
次へ
マグマドーパント「なぜ、それを…!?」 ソウキチ「実は事務所のスケジュールとマネージャーが送ったメールと、電話での連絡…全て別のスケジュールを組んだ。 今、この港通りに居る事を知ってるのは事務所の情報を知りながら、その内実を知らない出入り業者しか居ないんだよ」 マグマドーパント「……」 鳴海「貴様が仕事中、花風風花の部屋を調べたが盗聴器の類は無かった。 お前が花風風花の部屋に入れなかった証拠だ。ストーカーが現れてから花風風花は、部屋を短期間で移動をし続けているからな。 ま、俺の指示だが」 マグマドーパント「なんでお前はそこまで…」 ソウキチ「あきらめるんだな。花風風花も…、俺から逃げる事もな」 マグマドーパント「舐めるなあ!!」 マグマドーパントがマグマの熱弾を放つ。 しかし鳴海ソウキチはそれを華麗に躱した。 マグマドーパント「何!?」 ソウキチ「やれやれ…。仕事にメモリを使うわない主義なんだがな……」 ソウキチが黒いメモリを胸ポケットから取り出す。
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加