謎の転校生

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「静かにしろよ ミナムが転入してきたばかりなのにこんなにうるさくてはどうしていいかわからなくなるだろ」 静かになると先生は私の右隣の席を指差しながら言った。 「あいつの隣に席を増やしておいたからあそこに座れ 佐伯!いいな?」 「はい、いいですけど…」 「じゃあ、ミナムあの席が今日からお前の席だ」 すると可愛らしい男の子が歩いてきた。 「佐伯さんよろ… あれ、どっかで会ったことない? 気のせいかな?」 彼は不思議そうに私の顔を見ながら言うと席についた。 「…???」 私は頭の中が?でいっぱいになった。 どうやら私がコ・ミナムという名前を聞いたことがあるのは勘違いではなさそうだ。 「では今日のHRは終わりだ! 次の授業の準備をしておくように」 先生が教室から立ち去るとクラスのみんなが彼の席に集まった。
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