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「なんでミナム君がいるの?」
夏海は嬉しそうに私のそばに来た。
「どこ行ってもみんな追いかけてきてここなら大丈夫かなって思って…
あっ!
ここ君たちの特別な場所だったかな?
邪魔しちゃってごめん…」
「…ちょっと待って!
ここなら誰もこないし
よかったら昼ごはん一緒に食べようよ」
彼が俯きながら立ち去ろうとしたとき私は咄嗟に言ってしまった。
「佐伯さん…いいの?」
「みんなで食べる方が昼ごはんも美味しいよっ」
夏海は笑顔で彼に言うといつもの場所に座った。
「さっれいなもミナム君も早く食べなきゃ昼休み終わっちゃうよ!」
「うん、夏海」
「平井さん、佐伯さんありがとう!!」
彼は笑顔で私達にお辞儀しながら言った。
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