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「たった50万」「恥ずかしくて口に出せん」という人に「たった50万」でも渡してはならない。
今や、その50万、その金を揃えるのに、三級障害者がどれほど苦労するか、その心意気の値打ちを知る者のところに、その金はあるべきである。
それと27歳までの養育費を一気に取り戻せる相手は、あなたの家系が宮様でもない限り、現れない。
お母さんにしたって、酪農レベルで娘を育てた訳ではあるまい。
これからは、銭の要る用事だらけである。息子さんの大学卒業までは、息子さんのための人生になってしまう。庶民はみなそうである。
金はあるなら、意地や見栄のために人に渡してはならない。50万円どころか、一万円の旅費がないために、就職希望先の面接に行けない、地元のしょぼい企業しか、まず面接に行ける先がない。そんな目にあなたが、将来会わない保証はない。
親を敵に回すなら、または、親が敵に回るなら、味方は金しかない。
取れる福祉は全部取れ。日本の福祉は「申請主義」と言って、どんなに困っても困ってる側が市役所で声を上げない限りは、ほったらかしである。
まず、市役所の福祉はすべて調べあげなさい。
子ども手当てだけでなく、色々な手当てがあるはずである。すぐ使えない手当てでも、制度だけは覚えなさい。子どもの就学を援助する制度は色々ある。
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