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001 日常
この作品を書き始める直前に、東北、北海道、関東を東日本大震災が襲いました
一編の詩も、一片の言葉もノートの上に書き記すことができず、ただただうちのめされている自分のこころ
被災者は、それどころではなかったと思うけれど……
重く滞ったぼくの言葉を開かせてくれたのは、エブリスタで出会った
クリエーター様たちでした
特に被災地で、希望の灯を灯すように
小さく、しかし確かな声を上げるクリエーター様には
本当に心を打たれました
やがてぼくの言葉は動き始めます
『新鮮な言葉を伝えたい』
そんな思いで書きつづった言葉たち
この詩集は、わがままを書いているようだけれど、本当はそんな人々の
真摯な姿勢に打たれて書き綴ったものなのだと、今になって改めて思います
どんなに辛いときも
どんなに苦しいときも
笑顔と言葉を失ってはいけない
なぜってそれが美しく生きる証なのだから
ありがとう。全ての人たち
ありがとう。全ての自然
ありがとう。ぼく
2011.11.13 完結
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