001 日常

1/8
203人が本棚に入れています
本棚に追加
/169ページ

001 日常

この作品を書き始める直前に、東北、北海道、関東を東日本大震災が襲いました 一編の詩も、一片の言葉もノートの上に書き記すことができず、ただただうちのめされている自分のこころ 被災者は、それどころではなかったと思うけれど…… 重く滞ったぼくの言葉を開かせてくれたのは、エブリスタで出会った クリエーター様たちでした 特に被災地で、希望の灯を灯すように 小さく、しかし確かな声を上げるクリエーター様には 本当に心を打たれました やがてぼくの言葉は動き始めます   『新鮮な言葉を伝えたい』 そんな思いで書きつづった言葉たち この詩集は、わがままを書いているようだけれど、本当はそんな人々の 真摯な姿勢に打たれて書き綴ったものなのだと、今になって改めて思います どんなに辛いときも どんなに苦しいときも 笑顔と言葉を失ってはいけない なぜってそれが美しく生きる証なのだから ありがとう。全ての人たち ありがとう。全ての自然 ありがとう。ぼく 2011.11.13 完結 .
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!