冒険の書その1

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「うわぁぁぁああ」 オレは必死に逃げるが、やはり一般人。限界がある。 ゴリラがあと一歩まで迫ったとき・・・ 「ん?あれだ!」 とっさに掴んだのは蔓だった。 所謂、『ア~アア~~』というやつである。 だが、流石は非情なる神様。 オレがぶら下がってから、わずか三秒で蔓は切れ、オレは地面とキス。 だがしかし、やはり神様仏様。 「ゴアァ」 木が倒れてゴリラの頭に直撃。 オレがぶら下がっていた木は、微妙に腐ってたっぽい。
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