拒絶された孤独

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「・・・っ!?、そら!行くぞ!!」 声を聞き、魔物の配下らしい魔物達が一斉に少年に襲いかかった。 だが、彼等には死んだという感覚すら無かっただろう 「・・・・・・目障りだ」 少年に近付き、斬りかかった瞬間に塵と化して消えたのだから 「・・・スザク君」 「・・・大丈夫ですか?施設長」 目を伏せながら、照れくさそうに距離を取って少年は話した。 「施設を襲っている化物を見た時に、何故か助けたい、そう思ったらこうなっていた」 「その、姿」 「はは、まるで僕が化物だ」 少し悲しげに、だが、救えた事の喜びを感じた目で少年は言った。 これからは、みんなと向き合って生きて行こう・・・・・・そうすれば だが、少年の期待は最悪の形で消されてしまった。 「スザ・・・」 少年が助け起こそうとした、その時、施設長は塵となった。 いや、少年から1m以内の物質、生物全て・・・が 「・・・っ!?」 少年の目は驚愕に、恐怖に染まった。
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