6人が本棚に入れています
本棚に追加
/83ページ
でも、あたしの考えとは正反対。
その仔は、走って近づいてきた。
まぁ、目的はすぐ分かったけど(笑)
その仔はマフィンに釘付け。
(うっわ~。めっちゃ見つめてる。)
でも、猫にマフィンは………。
ダメだって分かってたのに、あげちゃった。
(毛並み綺麗。飼い猫かなぁ?)
もとから綺麗な赤茶だった体が、夕日でより一層綺麗だった。
「じゃあね。猫チャン♪」
あたしはその仔に手を振って家に向かった。
これが、マイケルとの最初の出会いだった。
最初のコメントを投稿しよう!