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「ベリアル様!ですから本を大事に…」
「無意識で投げるんだから、どうにもならないよ。あっちが悪いし。」
さらに奥から、また別の声が聞こえた。
「イッテーな!このもやし野郎…ぐおっ!?」
不良の男にもう一冊本が命中した。しかも角に直撃したため、のびてしまった。
「馬鹿バズズ…喧嘩を吹っ掛ける癖は相変わらずか。」
さっきのびてしまった不良が『バズズ』、女の子が『アトラス』、本を投げてきたのは『ベリアル』という名前のようだ。こいつらの日常は、いつもこうなのだろうか…。もし、本当にそうならこの神殿がどれだけ騒がしいか、ハーゴンのストレスが馬鹿にならないな。
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