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その日の夜に
半沢から月菜の元へメールが届いた。
『……今日.仁に呼び出された』
『聞いたょ。仁くんから』
『星野に関わるなって…さ。怒ってた』
『半沢は……やっちゃいけないコトをした。友達の仁くんを裏切ったんだょ』
『けど人を好きになるのは自由だろ?別にもう仁と星野は付き合ってるワケじゃないし……あいつ…まだ星野のコト.あんな好きなのに何で別れたんだ…?』
『半沢のコト…小学生の頃から友達で…仁くんは信じてたんだょ?それを半沢は裏切ったから。それに半沢がうちに連絡してきてた時はまだうちたちは付き合ってたょ?』
『…仁がすっげーヤキモチやきだってコトは知ってるょ。けど……メールくらいしてもよくね?あいつは星野を束縛しすぎだろ。確かに俺も星野の写メ欲しいとか色んなコト言ったけど……』
『いつも仁くんの側にいて彼を見てきたから.仁くんがどうゆう人なのか.半沢や隅田が一番よく知ってるハズだょ』
『あぁ…星野にまとわりつく男はぶっ殺してやるって怒りまくってた。だから俺も見張りしたり色々したょ。けど別にメールしたり話すのくらい良いじゃんって思ったから』
『半沢…今.仁くんたちのグループと一緒にいないけど…嫌じゃないの?』
『話しかけてもシカトされるし…あいつがそうゆう考えなら俺もいいやって。今は全く別』
『とにかく…うちにメールしてくるのもやめてもらえる?』
『別によくね?仁と別れたんだしさ』
『よくない。半沢は…仁くんを苦しめた人だから。うちが半沢と付き合うなんてまずないから』
そう言うと.月菜はメールをやめた。
本当に………
あんなに仲が良かった2人が
こんな形になっちゃうなんて………
私のせいだ――――
私の――――――
月菜は1人.泣いた。
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