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372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/14(火)
19:45:33.93 ID:EvwU9/xM0(45)
この日初めて俺は拳とまともな会話をした。
俺「拳君って部活とかしないの?」
拳「しねーな。」
俺「中学の時とかはなんもしてなかったよね」
拳「そーだな。」
無口な奴だ。コミュニティ能力に乏しい俺には非常にツライ。
なんかよくわからん質問で俺がアッーみたいに思われてもアレなんで話しかけるのを
やめた。
しばらく黙ってた後、拳が話しかけてきた。
拳「なぁ。」
俺「えっ!? はい?」
拳「名前なんつったっけ。」
俺「あっ、 俺。」
拳「悪い。」
俺「いや、 いいよいいよw あはは・・・。」
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/14(火)
20:01:38.62 ID:EvwU9/xM0(45)
6時限目が終わって、教室に帰っている途中、2人の女子に話しかけられた。
U本「ねーねー」
俺「えっ」
U本「拳君と仲いいの?」
俺「いや・・・・。同じ中学で・・・。」
U本「へー。なんかあの子 いつも一人でいるよね。」
「あの子」という表現に ちょっと笑ってしまった。 キモ笑いで。
U本「友達とかいないのかな?」
俺「いや、中学の時からあんなんだったし・・。」
U本「そーなんだ。 でもかっこいいよね。」
I谷「結局?w」
U本「いいじゃん別に」
俺「あはは・・・・・。」
同じ独り身でもやっぱ見た目や身長の違いでもてるのか。
俺は鬱になったが拳のおかげでゲロ吐いたのに女子と話せた事を感謝した。
404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/14(火)
20:08:25.27 ID:EvwU9/xM0(45)
U本「ねー 彼女とかいないのかな?」
俺「えっ・・・・。」
U本「拳君にだよ!?w」
俺「いや・・・わかってる・・・けど・・・w」
I谷「ww」
俺「でもまぁ、そういう話しないし・・。」
U本「聞いといてw」 ぽんぽん
女子に触れられてしまった。 当り前のように俺は一瞬でU本が好き(LOVE)に
なってしまう。
俺「あ・・・え~、聞けたら。」
U本「なんかあの子話しかけるなオーラあるからさぁw」
俺「あ~。そーだね。」
U本「頼むねっ。」
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