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「あ~ムカつく!」
あかりがロッカーを蹴った
「…あかり、落ち着いて」
瑞季が必死で止める、が止まる気配がない
「仕方がない、実際にそんな感じだったしな」
守はそう言いながらロッカーを閉めた
「ムゥ…」
あかりはなぜか守が言うと収まる、幼なじみとはいえ少し変だ
「そーいや、ロイは?」
あいつがいない
「さっき出て行ったよ?」
「あれ?すれ違ったか?」
まぁ、いいかと思う…するとロイがあわてた様子で
「おい!テレビ見ろ!すげぇnH/@P@H◎!ゝ」
かなりあわてている。後半なんて言ってるのか分からない
「なんだよ…ったく」
ピッ
テレビの電源を入れると
『我々は、この世界に報復するためにこの行為を行った、我々の報復は終わらない!世界が我々を認めるまでは…我々の前進を邪魔するものは、容赦なく排除する』
「なに…これ…」
あかりが口を覆う
「…………」
瑞季も驚いているようだ
「さっきな、こいつらがアメリカの軍事施設の八割を襲撃して壊滅させやがった…」
ロイがとんでもないことを言った
「馬鹿な…!?」
守は信じられなかった
アメリカは軍事国家だ。そこら辺のテロリストがどうこう出来る相手ではない
『チームスカイ、直ちにミーティング室に集合…繰り返す…』
「……早速ね」
瑞季が言った
「早いわね……」
確かに、対処が早い
「とにかく行くぞ」
守たちはミーティング室に急いだ
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