プロローグ

2/2
前へ
/12ページ
次へ
────暗い空間……周りには何もなく、たった一つ大きな檻があった その檻の中には男が座っている。 体には鎖が繋がれていた 「………もう少しだ……もう少し………」 男は小さく呟いた 「……もう少しで……闇が……俺が自由になれる…」 ククッと軽く笑った。 「さて……そのときはどうするのかな………少年」 男はその『少年』に向かって深紅の瞳を鈍く、鋭く光った………。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加