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「はい、じゃあ今日はここまで。
来週の新歓演奏会がんばりましょう。」
ミーティングを終え、涼子らと帰路につく。
「あー!松浦先生、吹奏楽の顧問だったらよかったのに!」
「まだ言ってるし…」
部活中にも何回も聞かされたゆきは、うんざりしていた。
「だってさ、私ら文系は化学の授業とってないし。
そもそも、3年生を担当してないし…
関わりが無かったら、私のアピールが出来ないっ!!!」
「そうですねー。」
面倒になってきたゆきは適当に返事をする。
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