第一章

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そして、中には我が輩には全く共感出来ない理由によって、逆に自らの行動範囲を狭めてしまった者もいる。 前述の冒険者の定義とは矛盾するかもしれないが、彼もまた世界に対して観測者たろうとしたことは間違いないし、我が輩の知る限りでは最も真実に近づいた猫であると思う。
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