35人が本棚に入れています
本棚に追加
何度目の婚活パーティーだっただろうか。運命の出会いをした。
その人は、3歳年下の痩せた男の人で、可も不可もない感じのフツーの人だった。
私のことを気に入ってくれたのか、私の席にやってきてお話をしてくれた。
そして名前・ケータイ番号・アドレスが書かれた紙を差し出してくれた。
『アツシくん』という名前だった。
『悪い人じゃなさそうだな』そう思い、ケータイ番号などを書いた紙をアツシくんに渡した。
『37歳の初夏』だった。
最初のコメントを投稿しよう!