第1話

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「あれ、星弥カバンは?」 よく見ると手ぶらの星弥。 「学校。」 わぉ。 ここに来て本日一回目のアイドルスマイル。 星弥さんカッコいいです。 そのまま手を繋ぎ家を出た。 「そういえば星弥学校いつ振り?」 「10日?」 「へー」 「まぁ何回か早退したけど。聖羅は真面目に行ってんの?」 「そりゃ、大学行くのが絶対条件だからね……」 「ん?あぁ~そうだったな……」 私たちの通う学校には普通科・特進科・芸能科がある。 私たち二人が通うのは芸能科。 1クラスしかないため星弥と同じクラスは必然。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ガラッ 教室の引き戸を星弥が開けた。
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