第1話

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スゥ……スゥ…… 「起きろよ聖羅。」 「ん~……」 「起きないんだったらこのまま襲うぜ?」 「ン……」 ソッ !! ガバッ 腹部の方に熱を感じ私は飛び起きた。 「あ、起きた?残念。」 横から声がして勢いよく振り向いた。 「せ、星弥!」 「おはよ」 「何で私の部屋にいるのよ?」 「さて、なぜでしょう?」 爽やかな笑顔で質問を質問で返してくる星弥。 「え……っと合い鍵で私の部屋に入ったから?」 「せいかーい!」 星弥はパチパチと手を叩き答える。 「って違うわよ!仕事はどうしたのよ?」 「今日はオフ」 にっこり笑って私を見る星弥…… 「私は忙しいからとりあえず……」
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