452人が本棚に入れています
本棚に追加
すごく吃りながら浅田が聞いてくる。
しかも焦り過ぎて言葉が途中で途切れている。
多分
“どういう関係ですか?”
って聞きたかったのだろう。
「浅田さんには関係ないです。」
私は冷たく言った。
「どわわわわ!こっちは光井幸人じゃないですか!」
今度は幸人の方を見て興奮する浅田。
コイツは一体なんなんだ。
マネージャーがこんなんでいいものなんだろうか。
「ご、豪華。」
感動したように言葉を漏らす浅田。
「あ~もぅ早く行くわよ!」
グイ
浅田の腕を引っ張り車の運転席に押し入れた。
バンッ
車のドアを勢いよく閉めた。
「じゃあまた明日ね?星弥、幸人。」
外にいる二人に手を振り後部座席に乗った。
最初のコメントを投稿しよう!