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お風呂から上がり寝間着に着替えた私は濡れた髪をバスタオルで拭きながらリビングへ向かった。
カチャ
「あ~いい匂い。」
食欲をそそられる美味しそうな匂いが鼻をかすめた。
「お、やっとあがったか。どうだ、うまそうだろ?」
ドヤ顔で私を見る星弥。
私はテーブルに置かれた料理に目を向けた。
「どんぶり?」
「親子丼!」
私の言葉にかぶせるように言ってきた星弥。
「どんぶりでしょ。お肉これに使ったんだ。ん、美味しそう。」
イスに座りどんぶりを見た。
「だから親子丼!うん、もう9時まわったし簡単に作れるやつにした。」
そう言って私の前のイスに座る星弥。
「「いただきまーす。」」
二人して声を重ねて手を合わせた。
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