第2話

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「そ、それはそうだけどっ…」 突然キスされて嫌なわけではなかったただの照れ隠しだ。 「ベッド行く?」 そんな私の様子に気づいたのか星弥がベッドへと誘う。 「なっ…!」 何言ってんのよ!っと言おうとしたけれど星弥の人差し指が私の唇の動きを止めた。 「最近、ずっとキスだけだ…。そろそろ俺、限界。」 星弥の笑みに含まれる色っぽさ。 そんな表情ですらゾクゾクしてしまう。 「星…弥…ハァハァ」 あれから私たちはベッドのある私の部屋まできた。 「何息切れしてんの?まだ何もしてないじゃん。」 暗い部屋で表情はわからないけどきっといつもの意地悪な顔してる。 「キス…した…」 片言で口を出る言葉。
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