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「言っとくけど俺はキスなんかじゃ満足してねぇから。」
そう言って私を押し倒して馬乗りになってきた。
「星、弥?」
「これ脱がせるから。」
私が着ているパーカーのファスナーをいじりながら言う星弥。
「ちょ、ほんとにするつもり!?」
聞いておいて私の返事などお構いなしにファスナーをゆっくり下げていく。
「限界だって言っただろ?」
そう言ってゆっくり下ろしていたファスナーを一気に下げた。
「そんなこと…言わないでよ…私も…星弥が…………欲しくなる……じゃんか。」
口に手の甲をあて蚊の鳴くような声で言った。
すると、星弥の動きが止まった。
暗闇だってわかるよ。
今、すっごいキョトンとした顔してるんでしょ。
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