十一番隊組長、斎藤 春

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「その鬼に金棒で殴られたいですか?」 私はわざととっしーの目を見て言ってやった。 スーッととっしーの顔から血の気が引いて行く。 ちょっと後に とっしーは咳払いをすると、申し訳なさそうに頭を掻いた。 「取り乱して済まなかった。」 「分かればいいんですよ。 でも、本当にそれ言うためだけに呼んだんですか?」 ....そんなわけないよなあ。 絶対他になんかあるよなあ。 「そんなわけないだろ。 ほら鬼春、始末書書け。」 ほらやっぱりいいいいいいいいいいいい。 今日の教訓は、新入隊士を殴ってはいけません、でした。
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