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「その鬼に金棒で殴られたいですか?」
私はわざととっしーの目を見て言ってやった。
スーッととっしーの顔から血の気が引いて行く。
ちょっと後に
とっしーは咳払いをすると、申し訳なさそうに頭を掻いた。
「取り乱して済まなかった。」
「分かればいいんですよ。
でも、本当にそれ言うためだけに呼んだんですか?」
....そんなわけないよなあ。
絶対他になんかあるよなあ。
「そんなわけないだろ。
ほら鬼春、始末書書け。」
ほらやっぱりいいいいいいいいいいいい。
今日の教訓は、新入隊士を殴ってはいけません、でした。
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