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そして彼は今甘味屋の主人の娘のお市を口説いてる。
平助はケラケラ笑っているけど、私はなんか
こう.....、
胸が痛かった。
「新八っつあん、女なら誰でもいいんだよなあ!
鬼春、行ってみようよ!!」
今度は平助が私の手を引いた。
変に疑われたくなくて、私は黙って平助に連られて行った。
平助が「おーい!!」と無邪気に手を振って永倉組長を呼んでいる。
.....余計な事しやがって。
やっぱり平助にヤツ、冥界送りにしてやんよ。
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