始めての女装

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「身長はざっと見....、 烝と一緒くらい??」 烝とは、山崎烝のことで、監察の人。 背が高くて細っこいからサブと体型同じくらいだと思う。 サブの方がもうちょっと太いけどね。 .....烝が細すぎるんだよ。 最初無口で怖い人かな、って思ったんだけど、喋ってみたらすごい気さくな人だった。 それに、超有能で、局長とかとっしーとかその他諸々の新撰組隊員からの絶大な支持を得ている。 烝は仕事柄上、変装とか女装とかよくするから、烝に服借りればいっか。 「うーん、私、サブより全然小さいからサブに合う着物借りに行こう。」 私が烝の部屋に向かうと、サブは黙ってついて来た。 ---- 「やーまーざーきーすーすーむー!!」 戸の外から烝を呼んだ。 今日いるかなあ?? いつもあの人、忙しいからねー。 「なんや。」 戸がちょっとだけ開き、その隙間からヒョイと烝が顔を出した。 「うん、ちょっと着物借りたいんだけど。」
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