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私は黙って木刀を構えた。
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最後の男を片付けると、木刀を腰にしまって大きく息を吐いた。
「鬼春ー、お見事ー!!」
さのっちが後ろで拍手をしている。
....ちょっと取り乱したかな。
そこに、総ちゃんがやってきた。
まともに言えば沖田 総司。一番隊組長。
剣の腕はかなりのもので、強者揃い新撰組の中でも一位二位を争う。
「なにをしたらこんな状況になるわけ??」
総ちゃんが鼻で笑いながら言った。
私はわざとらしく首を傾げる。
「さあ??」
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