十一番隊組長、斎藤 春

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「さのっちが出で行っちゃったじゃんか!!総ちゃんのせいだ!!!」 「人に罪をなすりつけないで欲しいなあ。 というか、僕、鬼春とこんなにくだらない言い争いしに来たんじゃないんだけど。」 「くだらないって....。 先に始めたの誰だよ、このヒラメ顏が。」 「鬼春も綺麗な顔面とは言い難いけどね。」 「えっ?! こっ、こいつ、何故心が読めたんだ??」 「さっきからずっと喋ってるけど。」 ....。 やばい、完全に心の中で言った気になってた...。 「もういいから、なんで来たか言いなさいよ。」 私は話を変えた。 「土方さんが呼んでる。」 え、とっしー?? 土方 歳三。鬼の副長と恐れられている人物。 きっと彼は血も涙もないに違いない。 とか言いつつ、実は結構優しいし面白い。 気も効くしね。 ....でも、なんで私を呼んだんだ?? なんかしたっけ??
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