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「い、行ってくるね」
やばい、家を出たばっかだというのに、やばいほど緊張している、マジでやばいよ、どうしよう
「兄さん!」
家の中から、大きな声で輝来が叫ぶ。めずらしいな、なんだろ?
「窓が、開いてますよー!」
な、なんてことを大声で叫びやがる。あわてて確認っと…あれ?ちゃんと閉じてあるじゃないか。
「ごめんなさい嘘つきました、じゃあ頑張ってくださいねー」
そっか、あいつ緊張を解いてくれたのか
やれやれ、あいつには敵わないよ
「輝来、ありがとうな」
そして僕は向かう。
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