Who is it?

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♪ピ~ン~ポ~ン~ パ~ン~ポ~ン~♪ あまりにも突然だったので、 俺は「ヒェッ!」と声にならない声を出してしまった… 放送チャイムが終わり、 暫し沈黙のあと、声が聞こえてくる。 「皆様おはようっ!」 機械的な声。 人間が喋っている感じではなく、機械が編集して作った声のようだ。 言葉の所々のアクセントが可笑しい。 だがそれがかなり不気味だった。 「皆は大好きだよね? "鬼ごっこ"。 ルールを知らない、なんて可愛いお馬鹿ちゃんはいないと思うんだあ。 皆は鬼になるのが好き? それとも逃げるのが好き? 鬼になるのが好きな人には ごめんねをしなきゃいけないなあ。 君達に選択肢はないんだあ。 鬼に捕まらないように逃げてね?今回は一匹だからきっと大丈夫だよ! ただ今回の鬼さんは足が速いんだ。 世界一速いんだよ! 多分見つかった時点で君の負けは確定したも同然かもね☆ 場所はこの学校内ならどこでまおっけー! じゃ、楽しんでねっ カウント開始!!」
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