0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はその声のする方向へとゆっくりと歩みだした。
段々とその声がはっきりと聞こえてくる。
そう、男の声だ。
そう…これは…
尋常じゃない叫び声…
俺はそれが「叫び声」と気づいた途端、歩くのを辞めた。
さっきは混乱してそこまで脳が回っていなかったが…
これは叫び声。
紛れも無い…しかも尋常ではない。
まるで、銃口を突き付けられ、生きたいと必死に伝えようとする叫び声。
しかもそれは段々とこちらに近づいている。
なにか…ヤバい気がした…
最初のコメントを投稿しよう!