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―自宅―
朝、ベッドから体を起こし、ゆったりとベッドから降りる。
そして、彼―もとい、佐藤哲の何気ない日常が始まる―――
――はずだったのだが、
哲「ち、遅刻だぁぁぁぁぁ!!!」
人生、初の遅刻。になりそうな時間。
現在の時刻、8時27分。
学校が始まるのは…8時35分。
途方に暮れたい。だけど俺にはそんな時間はない。
哲「…って、何冷静に分析してんだよ、俺!とにかく急げ!!」
慌てて制服を着て、かばんを持ち、弁当を詰め込み――
哲「よっし、準備万端!レディー…」
……携帯
哲「忘れてたぁぁぁぁ!!」
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