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「凪君は部室に行かないの?」
「澪の事は律達に任せておけばいいさ。」
「信頼してるんだね♪」
「まぁ~な♪」
信頼か…。
大切なモノとか、信用とか、信頼とか言ってる割には、まだ俺はみんなに、俺の苦手なモノを教えてない…。
それは多分、逃げなんだよな…。
わかってはいるが、どうしても話す事が出来ない。
でも澪だけには教えていいのかもしれない。
俺と澪の苦手なモノって似てるからな。
まぁ、ちょっと性質は違うが…。
俺が思考を巡らせていると、ムギが戻ってきた。
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