日常

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「あー 明日文化祭かー。」 沢村優也は前の席にそう呟く。 この少年は沢村優也。 そこらへんにいるただの高校2年生。 恋愛経験のそれなり。 でもドラマとかのあんな熱い感じではなく心の中では冷めた感じ。 だから心から好きになる人なんて本当にできるのかと思ってる。 「なんで沢村はそんな嫌がんの」 笑いながら沢村にこう言っているのは川口和成。 まぁイケメンなんだけども チャラい… 彼女がおらんっていう日を聞いたことがないくらい。 「めんどくさいだけやん!」 「ホンマおもんないやつやな。 準備するらしいし行こ。」 んーと言いながら2人は自分らのテントのところまで小走りで行った。
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