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ここは、南星第三高校
別名「バカの南星校」
最近になって少しよくなり始めたらしいが昔は、本当にかなりバカだったらしい←本当かどうか知らない
「はぁ…、それでここはどこだろ…」
入学して一ヶ月、現在校内で迷子中の僕、いい加減に校内のこと覚えないといけないなぁ
「えっと、ここがカフェだから…」
ドン
やば、誰かとぶつかったみたいだ、先輩じゃないといいなぁ…
「大丈夫ですか?」
「った…、ちょっと、痛いじゃないの!」
倒れた女子生徒は身長が高く、大人のような雰囲気を醸し出している、それに発達した胸も…。
「本当にすみませんでした…」
更には床に倒れて足を軽く開いた状態だ、スカートが少し捲れて…、アングル的にかなりまずい…。
「気を付けてよね!」
「あ、はい…」
つい、見とれていてしまった…、危ない危ない
「ところで、F11ってどこかわかる?」
先輩も何かの用事で教室を探してるのかな?
「えっ、あ…、実はまだこの学校のこと僕も解らなくて、先輩の探してる教室の方に行きたいんですよ」
「先輩?何言ってるのあなた、私は一年なんだけど?」
「先輩じゃないんですか!?意外…」
「何!私がふけてみえるってこと!?」
「い、いやそういう訳じゃなくて…」
「もういいわよ!自分で探すから!」
そう言いそのまま歩いて行ってしまった、まさか一年生だとは、思わなかった…
その後、どうにか次の授業までに教室に戻り授業を受けた、ちなみにあの女の子は、時間ギリギリに教室に帰って来たらしい
そして次の日
「今日のHRは、部活動の仮入部を行うからそれぞれ入りたいと思う部室まで行ってきてください、部活は一人一つ必ず入部ですからね」
待ちに待った部活の仮入部
昔からフルートを練習してきた僕にとって入る部活は、吹奏楽部は何より入りやすい部活だった
部室まで行ってみるとそれぞれ手にトランペットやサックス、ホルン等を手にしている
きっと僕とおんなじ理由で、ここに集まったんだろう
その中に昨日ぶつかった女子生徒もいた
手には僕と同じフルートが握られていた…
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