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「お兄ちゃん行くよ」
「あぁ、任せろ」
金髪のショートカットの少女は黒髪の兄に話しかけながら目の前の魔物と距離をあける
「行くぞ、犬っころ!」
黒髪の青年は持っている剣で間合いを詰め、素早く斬りかかる
「キャウゥゥゥン!!!」
「よしっ!レイラ!!」
「任せて!“我求むるは仇なすものを打ち抜く光! 光矢〈ホーリーアロー〉”」
胴を斬られた犬型魔物が下がった場所に、光の矢が心臓を貫通する
その直後、犬型魔物はどんどん肉が溶けて腐っていき骨だけになる
「よしっ!依頼終了だね。」
「あぁ、“ガウディドック一体討伐”クリアだな。んじゃ村に帰るか」
「うん。そうしようか。ギルドのみんなも待ってるよ」
依頼が完了して魔物の骨の一部分だけを持って帰り、二人は今の場所を後にした
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