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「ねぇお兄ちゃん。早く村に帰ろうよ。もうへとへと」
「そうだな。じゃあ少し急ぐとするか」
魔物の骨を持った青年“ロイス”は少し走るスピードをあげる
「それにしても最近、魔物討伐の依頼が増えたね。何かあったのかなぁ?」
「さぁな。まぁ村人に被害を出さないようにするのが俺たちの役目だろ」
「そうだね。早く帰って湖の水を一杯飲みたいよ」
金髪の少女“レイラ”は村にある湖の水を物欲しそうにうずうずしている
二人の故郷の村である“セフォン村”は飲めば疲れが取れ、少しながら傷も治す不思議な湖があり、村人たちはその湖のことを大切にしており、取りすぎたりしないように村の秘密にしている
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